不満

バイト終わり。今日もよく頑張った。連休で忙しかったけれど、皆もよくやってくれたと思う。

私も昼から入って、深夜までやりきった。

いつも私ばかり大事な仕事を任されて、料理長からのすごく期待されているから、それに応えないとね。

少しだけ残業してきたよ。私がいないと店が回らない状態だからね。

料理長不在の時は私が代理みたいなものだから、これからもしっかり皆をリードしていきたいな。

ちょっとした私の誇りだ。

…。

(笑)

そんなこと1ミクロンすら思ってないわ。そんなんで鼻高々になって張り切っても時給が数十円上がる程度だよ。大してスキルが付くわけでもねぇのに、何が誇りだよ、ホコリだけ食って生きてろよ俺。

ここ数日、バイト中に苛立つ原因となる不満が何であるかを考えていた。

不満が出だしたのは、今年の初めに入ってからだ。それまでは、他のバイトの子に交じって一緒に厨房作業をしていたのだが、いきなり料理長だけがやっている割と重要な仕事をやるように言われた。他に厨房の社員がいたのにもかかわらずである。

最初は冗談だと思っていたが、いつの間にか私専用の道具まで注文されており引くにも引けず結局その仕事をすることとなった。

それ以降かな、色々と私に仕事を押し付けられるようになったのは。

断ればいいのだが、人員の少なさからやらざるを得ない空気に逆らえず。

何故俺だけ…

俺は社員じゃないのに…

そんな誰でも出来なそうな仕事押し付けんなよ…

常に作業中に不満が湧き出てくるようになった。俺だけ…俺だけ…

不満が出る理由を探していて、ある結論にたどり着いた。それはずばり

【孤独】

ではなかろうと。

仕事を押し付けられる理由は簡単。毎日朝晩シフトに出られるのは私 だけ だから。

あとは皆学生なり主婦なりしている片手間である。私のような時間を全て捧げる者は他にいないのだ。

ましてやこちらはコミュ障オタ元ヒキ元ニー。向こうはリア充の塊。話なんざこれぽっちも合うわけがなく、傷の舐めあいはおろか共通の話題もほとんどないから会話に参加できず一人黙々と作業を続ける形となる。

手を動かすしかないから、作業も早く終わり、その結果仕事が出来る奴だと思われているのだろう。

時間があって、安い給料で馬車馬のように働くのでどんどん仕事を押し付けられる。

他人よりも多い仕事量、多い拘束時間。そのくせ周囲に馴染めず一人孤立。

その時間はいつしか苦痛へと変わり、やがて自身が滑稽な生き物だと思えるようになってきたのである。

俺は一体ここで何をしているんだ…こんなところで苦痛を安い金で引き受けるなんて阿呆だろうよ…

幾度も辞めようかと考えた。しかし、不満はあるとはいえ、折角仕事を覚えたことと、孤立していても周囲から邪険に扱われているわけでもないので、現状の不満を耐えることを優先したのである。

一番苛立っているのは不満はあれど怠惰で何も出来ない自分に対してであろう。

案外冒頭のような思考や言動をする人は演技なのかもしれないね。正直私からみたら痛々しいことこの上ないのだが、そんな「痛々しい役を演じる」からあくまでも演技であって実際は決してそんな滑稽な自分ではない、と自己欺瞞するのだと。

流石に居ないか(笑)。承認欲求とか社会に必要とされてる感とか、そっちの方向か。

ここまで書いてきてお前は何を言っているんだ、って感じの記事になってしまった。一応私は不満の理由はこんなものだと思っている。辞めるのが一番だと思うけど、就職が決まらず就活が長引けば経済的に厳しくなる。

ここは徐々にシフトを減らして、空いた時間を就活か他のバイトを探すのが良さそうだ。

…。

まあ、明日も行ってきます。明日も忙しそうだしちゃんとお店回してくるぞー笑

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