遂に出たか

ある日いつものようにPCでネットを見てたら視界の隅に黒い影が横切った。

あぁ、遂に出たか

早速殺虫剤を手に構え奴の元へ向かう。
姿を確認したと同時に奴もこちらの殺気に気づいたか、軽快なフットワークを見せ逃走体勢に入った。

!? 奴は見えているのか?

だが近くに逃げ場はない、私はその黒光りした背に向けて容赦なく毒の霧をぶちまけた。
毒の霧を浴びた奴は有り得ないほどの速さでのたうち回るが、更に追撃を重ねる。

オラァ!死に晒せやあああッ!!

目一杯の罵倒と共に毒の霧を奴に浴びせまくった。
終いには奴は力尽きたのか部屋の隅で腹を上に向けてそのまま動かなくなった。

最初に奴の姿を捉えてものの1分の事だった。
私は奴の亡骸と奴を殺めた殺虫剤の写真を残すことにした。

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縮こまったその亡骸を見て奴等との戦いの日々が再び到来したことに打ちひしがれる私であった。

 

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